眼瞼下垂

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂

一般的には、まぶたと呼ばれる眼瞼ですが、この上まぶたが何らかの原因によって起きている状態でも下がってしまい、そのことによって目が開けにくい、物が見えにくい、視野が狭いなどの症状が現れている場合を眼瞼下垂と言います。

眼瞼下垂は、主に上まぶたの筋、腱、神経などが障害を受けることで起きるようになります。例えば、先天的な上眼瞼挙筋の異常(発育不全や同筋を動かす神経の発達異常 など)によって起きる先天性眼瞼下垂、後天的なケースとしては加齢やコンタクトレンズの長期装用によって上まぶたの腱が伸展したことによる眼瞼下垂というのもあります。

また、脳動脈瘤や糖尿病、脳ヘルニアなどの病気による動眼神経麻痺として現れることもあります。さらに白内障など眼疾患の手術後に炎症が強く出ることで、上まぶたが開きにくくなることもあります。

このように眼瞼下垂は、様々な原因によって起きるようになるわけですが、最もよくみられるのは、加齢によるものです。

なお上まぶたが下がっていくようになると視界が悪くなっていくので、無意識であっても見える領域を確保するべく上眼瞼挙筋以外の筋肉を使って眼瞼を上げようとしていきます。そのことで、別の筋肉を酷使することによる慢性的な疲労、激しい頭痛や肩こりがみられるようになります。また額にシワが寄る、目の二重の部分が幅広くなる、顎が上がるといったこともみられるようになります。

治療に関して

眼瞼下垂の治療の目的は、下がっているまぶたを上げることです。例えば、上まぶたの縁が目に覆いかぶさって視界が悪い、下がってくるまぶたがうっとうしいなど、日常生活に支障をきたしていれば手術療法が行われます。なお先天性眼瞼下垂の乳幼児では、視力が障害を受ける可能性がない限りは、成長を待ってから手術となります。

この場合、日帰りによる手術になりますので、局所麻酔下で行われます。加齢による眼瞼下垂の原因の大半は腱膜の伸展なので、皮膚を切開して眼瞼挙筋を縫い縮めることでまぶたを引き上げる眼瞼挙筋短縮術が行われます。またコンタクトレンズの長期装用による眼瞼下垂もこの手術療法になります。両目とも下垂しているのであれば同時に行います。手術時間は、片眼で20分程度です。

術後は、まぶたに腫れなどが見られますが、腫れは1~3週間ほどで引くようになります(個人差はあります)。また、上まぶたの皮膚を縫い縮めたことでまぶたは上がりやすく、それによって目が乾きやすくなります。そのため、目の渇きを防止するための点眼薬を用いるようにします。また抜糸については、術後2週間ほど要すると言われています。

アップニークミニ点眼液0.1%による眼瞼下垂治療

アップニークミニ点眼液0.1%による眼瞼下垂治療

アップニークミニ点眼液0.1%は、加齢などによる後天性眼瞼下垂に対して使用する点眼薬です。有効成分として「オキシメタゾリン塩酸塩」を含み、上まぶたを持ち上げる働きに関わるミュラー筋に作用することで、下がった上まぶたを挙上させる効果が期待されます。
これまで眼瞼下垂の治療では手術が主な選択肢でしたが、アップニークミニ点眼液0.1%は、手術を行わずに点眼による治療を行う選択肢の一つです。

アップニークミニの作用と効果

アップニークミニの有効成分であるオキシメタゾリン塩酸塩は、上まぶたを持ち上げる働きに関わるミュラー筋のα受容体に作用して筋肉を収縮させ、上まぶたを挙上させます。 これにより、下がっている上まぶたの位置を改善し、眼瞼下垂による見えにくさなどの症状の改善が期待されます。

アップニークミニの作用と効果

アップニークミニのメリット

  • 手術を伴わない治療のため、眼瞼下垂手術後の術創が落ち着くまでの時間を要することなく簡便に治療を開始することができます
  • 即効性があり点眼開始後15分程度で効果が出現し、外出前などに使用することが可能です
  • 1日1回の点眼で8時間程度効果が持続するため、日中の活動時間内に安定した効果を得ることが期待できます

アップニークミニのデメリット

  • 点眼薬の治療は根本治療ではないため、一時的な改善となります。長期で効果を得たい場合は点眼の継続が必要となり、根本治療を希望される場合には手術加療が必要となります
  • ミュラー筋にのみ作用する点眼薬のため眼瞼下垂の重症度によっては効果が得られにくい場合があります
  • 保険適応外のため治療の継続には費用の負担が生じます

アップニークミニの使用方法

成人の場合、1日1回点眼します。医師の指示に従って、決められた用法・用量で使用してください。 点眼する際は、容器の先端が目やまつ毛などに触れないよう注意してください。また点眼液がまぶたや皮膚についた場合は、すぐに拭き取ってください。 使用方法や点眼のタイミングについて不明な点がある場合は、自己判断せず医師または医療スタッフにご確認ください。

アップニークミニによる治療が適している方

  • 後天性眼瞼下垂と診断された方
  • 眼瞼下垂による上まぶたの下がりが気になる方
  • 眼瞼下垂による見えにくさなどの症状がある方
  • 手術以外の治療方法を検討したい方
  • 医師からアップニークミニによる治療が適していると判断された方

治療を受ける際の注意事項

  • 本剤は後天性眼瞼下垂に対する治療薬です
  • 眼瞼下垂の原因によっては本剤による治療ではなく、原因となる疾患の治療を優先する場合があります
  • 狭隅角や心疾患などによっては使用できない場合がございます。使用の際には必ず医師の診察が必要となります
  • 治療中は眼瞼の位置や症状の変化を定期的に確認します
  • 効果が認められない場合は漫然と使用を続けず、医師の判断により治療を中止する場合があります
  • 点眼により瞳孔が広がる「散瞳」が起こることがあります。散瞳が生じた場合は症状が回復するまで自動車・自転車の運転や機械類の操作を避けてください。

副作用について

アップニークミニでは、以下のような副作用が起こることがあります。点眼後に気になる症状が現れた場合は医師にご相談ください。

  • 目のかゆみ
  • 目の充血
  • 目の刺激感
  • 目の異物感
  • まぶしさ
  • 目の痛み

処方について

アップニークミニは自費診療となるため、混合治療の禁止に基づき他の治療と同日に処方を行うことは出来ません。 目の状態を確認し医師の診断の上で処方となるため、点眼約のみの処方は行いませんので予めご了承ください

料金

診察処方料 2,000円(税込)
※毎受診ごと
薬剤料 2,000円(税込)
※10本入
※初回トライアル価格

5,000円(税込)
※1箱30本入
院長
奥山 真也
医学博士
日本眼科学会認定眼科専門医
住所
〒168-0064 東京都杉並区永福1-42-7
アクセス
京王井の頭線「永福町駅」南口徒歩2分
電話番号
03-6304-3671
△:手術 ◎:9:30-13:30
休診日:火曜・日曜・祝日
最終受付は診療終了時間の30分前になります。
※予約制ではございませんので受付時間内に直接お越しください。
診療時間 月 火 水 木 金 土 日祝
9:30-13:00 ● / ● ● ● ◎ /
15:00-18:30 ● / ● △ ● / /
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